大豆とは

大豆は、マメ科の一年生の植物、また、その種子を指します。
農作物として世界中で広く栽培されています。
苦み成分であるサポニンが多く含まれていて、植物の中では珍しく、肉に匹敵するだけのタンパク質を含有することから、「畑の牛肉」と呼ばれることもあります。
原産地は、中国東北部からシベリアというのが有力な説で、日本にも自生しているツルマメが原種と考えられています。
日本には約2000年前に中国から伝来したと考えられています。
植物性タンパク質である大豆には100グラム中35.3グラムとタンパク質が豊富に含まれています。
しかもタンパク質を構成するアミノ酸のうち、人間が体内で作ることが出来ず、植物から取らなければならない必須アミノ酸の量も肉類に匹敵するほどの量です。
さらに大豆の脂肪には、リノール酸が多く含まれています。
他にはレシチン、コリン、サポニン、カルシウム、マグネシウム、鉄分といったミネラル類が含まれています。
そして、女性ホルモンと似た働きをするとされるいイソフラボン、糖質と脂質の代謝に補酵素として働くコリンも含まれています。


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